Vol.2(13年9月)

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第2回は『偲華(しのびばな)』
今回も小さな麻紙ボードに日本画の絵の具を使いました。

秋のお彼岸(秋分)のころ、田んぼのあぜ道や土手に、
急に赤く燃え上がるように咲く「彼岸花」は「曼珠沙華」の
別名とも相まって、「彼岸」のことを思い起こします。

昨秋、恩ある方の偲ぶ会の帰り、お世話になった思い出の場所で
ひっそりと咲く黄色い花と出会いました。
彼岸花は赤、または白と思っていたので特別に印象に残り、
絵にしてみました。
ヒガンバナ科にはリコリスネリネなど多くの種類があるようです。
出会った花は「リコリス オーレア(黄色い彼岸花)」。

黄土を混ぜた赤系のバックに、金色を帯びた黄色い華を一輪。

 

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