Vol.8(14年3月)

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第8回は『冬堂』(とうどう)
水彩画の作品です。

今年の冬は、特に寒さが厳しく感じられます。
冬のお寺の佇まいを描きたいと思い、
「靈山寺」に出かけたのは、立春の近い寒い日でした。

「登美山鼻高 靈山寺(とみやまびこう りょうせんじ)」
奈良の西、富雄川沿いにあるこのお寺は、
天平8年(736)の落慶とのこと。
小野富人が建てた薬草湯屋が縁起の「薬師湯」が有名ですが、
1200坪に200種、2000株の「ばら庭園」も、
春と秋の開花時には心を和ませてくれます。

作品名のお堂は「開山大師堂」。
国宝の本堂から湯屋川を挟んだ対岸の山の斜面に建つ、
小さなお堂です。
石段を降りた所には澄んだ放生池があり、
4月後半には水芭蕉が咲くそうです。

冬の景色は、深く落ち着いたさまざまな色があり、
寒さに耐えながらも、筆先は楽しく跳ねました。

 

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