Vol.23(15年6月)

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第23回は『廿日草』(はつかぐさ)
日本画の作品です。

廿日草はボタンの別名です。
最初の花が咲き、最後の花が散るまで二十日間、
長安の人々が熱烈に愛でたボタン。
廿日草の名は白居易の「牡丹芳」
「花開花落二十日 一城之人皆若狂」
(花開き花落つ 二十日 一城の人 皆狂へるが若し)
から来ているそうです。
確かにつぼみがだんだん膨らんで、やっと咲いたと思ったら
二十日も持たずに、打ち重なるように散るはなびらは
花が豊麗なだけに、より憂いを感じさせます。

ボタンのスケッチは幾度も試みますが、
いつもいのちの美しさに追われているようで、
満足なこたえを見つけられません。

この作品も花言葉「王者の風格」を感じさせる
満開を待てずに書きました。

 

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