第25回は『稜風』(りょうふう)
水彩画の作品です。
「三州街道(国道153号線)」は別名「伊那街道」とも呼ばれ、
中山道塩尻宿から伊那谷を下り岡崎に至る、
信州と三河を結ぶ古くからの道です。
この街道の最も高い峠が「治部坂峠」。
峠の一帯が「治部坂高原」で、南信州に位置します。
高原は春、夏、秋は木々の色彩と草原の花が美しく、
冬はスキーが楽しめます。
この高原の一角、標高1200mの地に小さな美術館があります。
白樺の樹に囲まれた静かな美術館のテラスで、飲むコーヒーも素敵です。
尾根を越えて爽やかに吹き降りてくる風を楽しみながら
「高原の美術館」をスケッチしました。
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