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Vol.28(15年11月)

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第28回は『思惟』(しゆい)
日本画の作品です。

仏画」を描いてみたいと思いました。
早速「仏画」を調べてみると、
仏教の礼拝・儀式で使用される絵画」とのこと。
仏教の教えや決まりごとを、線の表現を活かして描いた「仏画」は、
仏教が伝えられた古くから寺院の壁画などに描かれ、
修錬されて今日に受け継がれています。

難しい!
結局「仏画」は別の機会に挑戦することにして、
仏像を描くことにしました。
仏像の作品は、第20回で『如来』を紹介しましたが、
今回は『半跏思惟像(はんかしゆいぞう)』で
新しい表現を試みました。

奈良・斑鳩中宮寺にある『半跏思惟像』は有名です。
視線を落として思索するまなざし、慈しむ微笑み、
曲げた右手の指先は頬にやさしく触れそうです。
飛鳥時代の木造彫刻は千三百余年の時を経て、
神秘的に佇んでいます。

皆が知っているテーマを作品にするには、写実に徹するか、
対象が持つ雰囲気をあえて抽象的に描くかです。
悩んだ末に、
写実をベースに日本画の手法で『半跏思惟像』が放つ
やさしさの表現に挑みました。

 

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