Vol.14(14年9月)

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第14回は『茨』(いばら)
日本画の作品です。

「茨の花」は「薔薇」とともに夏の季語です。
「茨」といえば、初夏の白い五弁花の野薔薇を思い浮かべます。
この作品は「薔薇」と題すべきでしょうが、
創作中から「茨の花」や「茨の実」という言葉が浮かんで
『茨』という題名にしてしまいました。

日本画でよく描かれる花は、
「梅」「桜」「杜若」「牡丹」「菊」「椿」などですが、
私にとって「薔薇」は、最も絵心を誘う花です。

紀元前12世紀頃の古代ペルシャ時代には、
すでに栽培されていたそうです。

多くの色・かたち、甘い香り、
花束にしても、また一輪だけで贈っても、
色・かたちと香りが相まって、いろいろなメッセージを伝えてくれます。
そんな「薔薇」の魅力が筆を走らせるのでしょうか。

つぎはきつい“棘”と可憐な“五弁花”の、
野に咲く『茨の花』に挑戦したいと思います。

 

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